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歯科におけるスタンダードプリコーション
2020年5月18日
① 歯科診療にあたっては、全ての患者は何らかのキャリアとみなして、ラテックスグローブ、マスク、フェースガード(または防塵グラス)、白衣(必要に応じて防水エプロンの重ね着)などの個人防護具を着用し、スタッフ一丸となり感染防御に当たる。在宅診療を含めて診療前後のアルコール系擦式手指消毒剤や石鹸での手洗いを徹底する。
② 患者毎に滅菌済みのタービンハンドピースや器具類を使用し、使用後には速やかに滅菌を行う。
③ 全ての患者に対し、処置前に抗菌性洗口液でのガラガラ嗽を求め、エアロゾルの感染因子を減少させる。
④ タービンや超音波スケーラーの使用時には、バキューム・口腔外バキュームを使用する。
⑤ 印象採得などは速やかに専用の次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒する。
(東京歯科大学 奥田克爾名誉教授 推奨)
以上のことを行っております。
石井歯科医院
石井浩一郎