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お盆休みのおしらせ
2022年7月24日
お盆休みの休診のおしらせをいたします。
8月11日から8月15日まで休診いたします。
8月16日より通常どおり診察いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
福岡県柳川市 石井歯科医院
VISTA workshop
2022年6月11日
先日、米国歯周病専門医Min Seiko先生が主催されたVISTA workshopに参加してきました。
Min先生はアメリカで活躍される世界的な歯周病専門医ということで憧れとともに、一度講義をうけたいと思っておりました。
今回、受講する機会に恵まれセミナーに参加してきました。
VISTAテクニックという根面被覆のテクニックをエビデンスを交え、実習を指導していただきました。
歯根露出による根面カリエスや知覚過敏などの問題をどうアプローチするかの判断基準を勉強できました。
久しぶりのリアルのセミナー受講でしたが、とてもいい刺激と知見を得ることができました。
福岡県柳川市 石井歯科医院
歯科衛生士 募集中
2022年6月8日
一緒に働いていただける歯科衛生士さんを募集しています。
詳しくはお電話にてお問い合わせください。
電話番号 0944-73-7792
より快適に働いていただけるよう完全週休2日制で採用いたします。
年間休日120日以上となります。
社保完備(歯科医師国保、厚生年金、雇用保険、労災保険)です。
詳細はハローワーク求人を参考にされてください。
福岡県柳川市曙町31
石井歯科医院
Endo Plus Implant セミナー参加しました
2022年6月8日
Endo は根管治療(歯の神経の治療)のことです。
そしてImplantは歯科インプラント治療のことです。
根管治療は悪くなった歯を残す治療で、インプラント治療は悪くなった歯を抜歯した後に歯をつくる治療になります。
残す治療と抜いた後の治療で相反することに感じます。しかし歯だけでなく歯の周りの歯ぐきや骨を温存することを考えると密接な関係です。
そのことをテーマとするセミナーに参加してまいりました。
コロナ禍による規制も和らいできましたが、会場では検温の実施、座席も密を回避するように配置されていました。
セミナー受講して、歯を限界まで残すことの重要性、そしてインプラントを行ううえでのリスクマネジメントを改めて認識させられました。
今後もしっかり研鑽して、来院いただく皆様に還元できるようしていきます。
福岡県柳川市 石井歯科医院
オーラルフレイルを知っていますか?
2022年5月24日
人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。このように心と身体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚脱)と呼びます。
オーラルフレイルとは口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、体の衰え(フレイル)の一つです。健康と機能障害との中間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。
オーラルフレイルの始まりは滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える、口の乾燥などのほんの些細な症状です。見逃しやすく、気が付きにくい特徴があるため注意が必要です。
福岡県柳川市 石井歯科医院
歯周病治療は時間がかかる?
2022年4月25日
新型コロナウイルス感染者数が気になる日常となってしまいました。
最近は減少傾向にあり、制限緩和もすすみほっとしています。
感染者数といえばですが、歯周病は世界中で最も感染者数の多い感染症です。
「全世界で最も蔓延している病気が歯周病である。」と2001年にギネス記録に認定されています。
地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいないそうです。
では歯周病の治療として思い浮かべるのは、歯石をとることではないでしょうか?
YouTubeの歯科のジャンルでもっとも再生回数が伸びるのは歯石除去の動画だそうです。
歯石をとれば歯周病が治るのでしょうか?
歯周病治療で一番重要なのはプラークコントロールなんです。
「プラーク(歯垢)をコントロールする」
つまりハミガキをしっかりとすればいいのですが、それが案外難しいことなのです。
定期的に歯科で歯石とればいいという考えでは歯周病治療としては足りないのです。
日々のハミガキをいかに丁寧に行っていくかが重要なのです。
患者さん自身が歯周病治療の主役であり、歯科医院はそのサポートをさせていただくかたちです。
こう話していると歯周病治療って大変そうですよね。
人それぞれ病状も違いますし、治りやすさも違います。
かかりつけの歯科医院をみつけ、長期に定期的な観察を行っていくこともいいのかなと思います。
結論:歯周病治療は時間かかります。
福岡県柳川市 石井歯科医院
従来の型どりよりも、口腔内スキャナ―のほうが精度がよい?
2022年4月21日
従来の型どりとは、歯科医院で歯型どりされたことのある方はみなさん経験されていると思います。
今は、条件的にですが、口腔内スキャナーによる歯型どり(光学印象)を当院では採用しております。
条件的にといいますと、口腔内スキャナ―は見えるところ(光が届く部分)をスキャニングしますので、歯ぐきより深い歯の表面の部分をとるのが苦手となります。また多数の歯がない場合は、指標が少なくなるのでデータに歪みが生じやすくなるので工夫が必要です。
その力を十分に発揮するのはインプラント治療ではないでしょうか。
まずインプラント治療計画するうえで、CTと口腔内スキャナーによる光学印象のデジタルデータでインプラントの最終的なインプラントの位置をシミュレーションを行います。
シミュレーションをもとに3Dプリンタで作った手術用のマウスピースを用いてインプラントを正確に埋入していきます。
十分な治癒期間後、インプラントのかぶせものを型どりするわけですが、この時も口腔内スキャナ―による光学印象を行います。
そのデータをもとに技工士さんに作成していただきます。
インプラントの症例に応じては、一度も従来の型どりをせずに治療が終わることも可能です。
では、タイトルの の話をいたします。
臨床実感としては、1本だけ歯がない(以下:単独歯欠損)場合のインプラント治療においては、口腔内スキャナ―でつくるかぶせものの方が従来の型どりで作るものより、精度が高いなと感じておりました。
先日、日本口腔インプラント学会誌vol.35 No.1に以下の原著論文(基礎研究)が掲載されておりました。
単独歯欠損における各種口腔内スキャナ―の位置再現性に関するシリコーン印象材との比較検討 (村上高宏,熱田亙,岩本麻也,菅野岳志,伊藤準之助,村上修一,田中譲治)
内容としては、複数のメーカーの口腔内スキャナ―のインプラントの位置再現性の比較検討を行った結果、口腔内スキャナ―を用いた光学印象法は、シリコーン印象法(従来の型どり)よりも高いインプラント位置再現性を示したのことです。
型どりの精度は、かぶせものの長期安定にかかせない要因の一つとなります。長年の実績のある従来の型どりを否定するではなく、口腔内スキャナ―を用いた光学印象を行うことで、よりよいインプラント治療を提供できる可能性を感じております。
当院では、口腔内スキャナ―を用いたインプラント治療を積極的に行っております。
福岡市の歯科技工所CharmDentalDesignの藤崎さんにインプラントのかぶせものを作製依頼しております。非常に腕のよい技工士さんです。デジタルデータを送信して作っていただく流れとなります。
福岡県柳川市 石井歯科医院